DeNA入団の藤浪 3年ぶりNPB球「変化球全然曲がらない」初練習でボールの違い確認「アジャストしていかないと」

 2軍に合流してリラックスした表情を見せる藤浪(中央)
 ブルペンで投球練習をする藤浪。後方は山崎(撮影・堀内翔)
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 米大リーグ、マリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約となり、DeNAに入団した元阪神の藤浪晋太郎投手(31)が20日、神奈川県横須賀市内でファームの全体練習に初合流した。キャッチボールなどを行ったほか、さっそくブルペン入り。捕手を立たせたまま約20球を投じた右腕は、3年ぶりに使用したNPB公式球へのアジャスト(適応)を今後のテーマに掲げた。

 青いチームウエア姿で室内練習場のブルペンに立つと、1球1球トラックマンで数値を確かめながら、力強い球を投げ込んだ。練習後に取材に応じた藤浪は、この日の投球の感触について「ボールの違いもありますので、そこにアジャストしないといけない」と言及。2022年まで投げ慣れていたはずのNPBのボールではあるが、「全く新しいものではない分、やりやすいとは思いますが、とはいえ全然違う。変化球が全然曲がらないですね」と具体的な相違を口にし、「それで曲げにいこうとするとおかしくなるので、マインドセット(考え方)をしっかりしたい」とかつての感触を取り戻していくことを当面の課題に挙げた。

 ベイスターズの一員として始動したこの日、練習前に首脳陣、選手、スタッフの前であいさつし、大きな拍手が送られた。初実戦など今後のプランに関しては「初日で動いたばかりなので何とも言えない」と話すにとどめた。

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