ヤクルト・奥川恭伸が7回3安打無失点の好投 9度目の正直で今季初勝利なるか
「ヤクルト-広島」(19日、神宮球場)
今季ここまで8戦0勝のヤクルト・奥川恭伸投手が先発し、7回を3安打8奪三振無失点と好投。“9度目の正直”を目指す中、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
立ち上がりは制球力に苦しみ、初回は2死二塁、二回は2死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが後続を断ち先制点を与えなかった。その後は尻上がりに調子を上げていった。
今季はプロ6年目で自身初の開幕投手に指名されたが、ここまで白星に全く恵まれなかった。8度の登板で4失点以上が6度と安定感を欠いた。この夜は強い決意と覚悟を持ってマウンドに上がり24年8月2日・巨人戦(東京ドーム)以来、351日ぶりの白星を目指した右腕が奮闘した。





