オリックス延長十回で5点 頓宮V犠飛「乗っていける」首位に3・5差、再浮上へ
「ロッテ3-8オリックス」(18日、ZOZOマリンスタジアム)
3-3で迎えた延長十回無死満塁。絶好の勝ち越しチャンスでオリックス・頓宮が仕事を果たす。鈴木の2球目。内寄りの真っすぐを力で押し込み、右翼へ飛球を打ち上げた。「『(三塁走者の)太田涼、頼む』、と思っていました」。際どいタイミングの本塁クロスプレーは間一髪セーフ。勝ち越し犠飛となり、背番号44も笑顔を弾ませた。
ここから打線がつながった。中川が中越えへ2点適時二塁打を放ち、若月も中越え適時三塁打で続く。大里の中犠飛で一挙5得点。頓宮はヒーローインタビューで「また明日もあるので、いい勢いに乗っていけると思う」と選手たちの思いを代弁した。
首位・日本ハムに3・5ゲーム差の3位。逆転Vに向け、前半戦残り3試合もしっかりと戦い抜きたい。「明日からも元気な姿を見せる」。頓宮の力強い言葉が敵地に響いた。





