中日などでNPB30勝のドミンゴ氏息子・エミールが3安打4打点!!幸福の科学学園が初戦突破 ドミニカ留学生コンビが躍動

 「高校野球栃木大会・2回戦、幸福の科学学園9-4那須清峰」(16日、宇都宮清原球場)

 今春初めて8強入りした幸福の科学学園が夏の初戦を突破した。横浜、中日、楽天でNPB通算30勝を挙げたドミンゴ・グスマン氏(50)を父に持つドミニカ人留学生のエミール・セラーノ・プレンサ投手(3年)が「4番・中堅」で出場して3安打4打点と大暴れだ。

 初回1死一、三塁では初球を右翼線へ運びスタンディングトリプルで2点を先取。右腕をグルグルと回してから豪快なガッツポーズを決めた。3-0の二回2死一、二塁ではカウント1-1から中堅左へ追加点を奪う適時二塁打をマーク。六回にも中前適時打を放った。

 ドミンゴ氏に幼少期から言われてきた「ヒットを打ったら楽しめ」をめいいっぱい体現。「めっちゃ練習やって打てました。でも、まだまだ。甲子園まで行きたいです」と力を込めた。高校通算20本塁打を誇り、この日は登板がなかったが、投げては最速145キロとポテンシャルの塊だ。

 同じくドミニカからの留学生であるユニオール・エルイン・ヌニエス・ジャケス捕手(3年)も2本の適時打を放つなど貢献。「最初はちょっと緊張しましたけど、夏の大会は最後だから楽しんでいきました」と振り返った。

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