高校野球 沖縄尚学が夏の甲子園一番乗り!エナジックに快勝で春夏連続 横浜と死闘演じたチームが聖地に帰ってくる エースが投打に大暴れ
「高校野球沖縄大会・決勝、沖縄尚学9-1エナジックスポーツ」(13日、沖縄セルラースタジアム那覇)
沖縄尚学がエナジックスポーツに大勝し、全国で夏の甲子園出場一番乗り。春夏連続出場を決めた。
試合はエナジックに先制を許すも、四回に2死満塁からエース・末吉が遊撃へ2点内野安打を放ち逆転に成功。さらに六回にも末吉が2点二塁打を放って突き放した。
投げては丁寧に変化球を低めに集めて二回以降、エナジック打線を無失点に抑えた左腕。投打に渡る活躍でチームをけん引すると、七回には3本の適時打で突き放し、八回に2点タイムリーでダメ押しした。
九回も1死三塁のピンチをエースの鮮やかな牽制球でタッチアウトにするなど、相手に付け入る隙を与えなかった。ゲームセット直後はマウンドで歓喜の輪ができ、スタンドの応援団から大歓声がわき起こった。
沖縄尚学は夏は2年ぶり11度目となる出場。今春のセンバツでは優勝した横浜と2回戦で壮絶な死闘を演じた。序盤に5点をリードされるも驚異的な粘りを発揮。最後は1点差で敗れたが、高校野球ファンの心を揺さぶったチームが夏の聖地に戻ってくる。




