巨人まさかサヨナラ負け マルティネスが今季初失点 3連戦3連敗 借金1で4位後退 打線は初回の2点だけ
「阪神3-2巨人」(3日、甲子園球場)
巨人が九回サヨナラ負け。八回まで14残塁の拙攻で、今季2度目となる阪神戦の3連戦3連敗を喫した。これで借金1となり4位に後退した。
同点の九回に登板した守護神のマルティネスが今季登板32試合目で初めて失点した。
打線では開幕から全試合で出場を続けていた吉川がスタメンを外れ、増田陸が巨人の第95代4番打者に座った。その増田陸が初回1死一、二塁から阪神先発・伊原の内角カットボールを捉えて左翼フェンス直撃となる先制の2点適時二塁打を放った。
だが、二回以降も走者を出すが追加点を奪えない展開が続く。五回1死一、二塁では坂本の左前打で二走・泉口が本塁を狙うが左翼・豊田からの好返球でタッチアウト。微妙なタイミングだったが阿部監督はリクエストはしなかった。
同点の七回も2死二、三塁と勝ち越しのチャンスをつくるが、代打・大城卓は中飛に倒れて、ここも得点には至らない。
今季初先発の横川は好調な立ち上がりを見せるが、2点リードの四回1死一、三塁から大山に左前適時打を打たれると、五回1死三塁では代打・ヘルナンデスに右犠飛で同点を許し、5回6安打2失点で降板した。





