日本ハム・新庄監督 リクエスト決着に悔しさ押し殺し「仕方ない」2連敗でオリックスが0・5差、ソフトB1差接近も「連敗した感じはしない。いいゲームしてるから」
「ソフトバンク2-1日本ハム」(2日、みずほペイペイドーム)
日本ハムが痛恨の逆転サヨナラ負けで2連敗。2位オリックスとのゲーム差は0・5、ソフトバンクとの差は1に迫られた。最後はリクエストの判定が覆っての決着だった。
試合後、新庄監督は「セーフかい。アウトに見えましたけどね。まあまあ審判が言うなら仕方ない」と悔しそうに振り返った。
完封ペースだった加藤貴が2点リードの九回1死一、三塁のピンチを招くと、山川のレフトフェンス直撃の当たりで一塁走者もホームへ。日本ハムも好中継でバックホーム。最初の判定はアウトだったが、一塁走者・緒方の手がホームベースを触るのが一瞬早く、リクエストで覆り、サヨナラとなった。
ただ、加藤貴の投球については「いい投球しましたけどね。完封返ししたかったけど」と評価し「打った山川君がね。あの場面でなかなか打てるもんじゃない。いい中継プレーもしましたけど。こういう時もあります」と、決勝打の山川を称賛した。
八回無死満塁の好機で無得点に終わった場面についても「まあああいう結果になると、作戦で1点取りにいってもいいかなと思うんですけど」としつつ「矢沢くんなんかしてくれそうな雰囲気あったんで打たせました。後悔がないように打たせた結果なんで仕方ない」と、言及した。
連敗となったが、指揮官に悲壮感はなし。「連敗したって感じはしない。いいゲームしてるから。明日頑張ります」と前を向いた。




