DeNA 5失点KOのバウアーは落胆隠せず「自分に対する怒り、落ち込みがある」「今は先が見えないような状況」
「巨人5-0DeNA」(28日、東京ドーム)
DeNA・バウアーが六回途中7安打5失点でKO。7敗目を喫した。
6四球と制球に苦しみ、丸に2点打、オコエには満塁走者一掃の3点三塁打を打たれた。
投球について「何球かコントロールを見失う球もあった。プレートの上にいくと打たれてしまう傾向にあったのでコーナーをつくようにはしていたんですけど」と振り返り、制球難に関する問いには「グリフィン投手に与えたフォアボールは痛かったが、それ以外の四球はコーナーをついて数センチ外れてしまったというところ。何が要因というのを分析するのは難しい」と語った。
バウアーは前回登板の22日のロッテ戦では1回0/3を7失点で降板していた。
この日は二回2死二塁では投手のグリフィンにストレートの四球を与えるなど制球に苦しんだ。六回、オコエに痛打を浴びると、大型ビジョンに流れるリプレーを呆然と見つめた。
自身4連敗。結果が出ない状況に「自分に対する怒り、落ち込みはあって、いろいろ試しているもののうまくいっていない。リーグで奪三振率は高いもののヒットを打たれていて、コーナーを攻めているつもりだが結果に結びついていない」と吐露した。続けて、「こういった落胆、落ち込みというのは過去にも何度も経験したことがある。徐々に取り組んでいく中で先が見えてきていたが、今はそういうことが全くなくて先が見えないような状況。今、こういった経験というのはなかったのかなと思います」と、不振脱出への糸口が見つからない様子だった。





