ＮＰＢ ２軍３地区制を来季から正式導入へ 選手会・森忠仁事務局長「来年からの予定だと思う」
日本野球機構（ＮＰＢ）と日本プロ野球選手会の事務折衝が２７日、都内で行われた。選手会の森忠仁事務局長らが、同機構から２軍のリーグ編成をイースタン、ウエスタンから、３地区制に再編する方針について説明を受けた。
すでに今月２日の実行委員会で、１２球団の賛同を得ている事案。同事務局長は「野球普及の観点からとか、いろんな部分で検討してというのを聞けたので、選手にもこういう状況だというのは伝えていければ」とし、「来年からの予定だと思います」と確認した。
現状、ファーム・リーグに参加している１４球団を、６球団、４球団、４球団に組み分けする案が有力。「４（球団）の方が、相手が３チームになる心配があったんですが、いろんなチームとできるように（試合数を）確保してくれるようだ」とし、「会沢会長が特に心配していたのは、試合数が減ったりはしないかということだったけど、試合数が減ることはないということので、その辺も確保できると確認できました」と説明した。
２軍の３地区制については、次回の実行委員会で各球団の意見を集約し、来月に予定されるオーナー会議で承認される。
