試合後にソフトバンク・小久保監督が帽子を取って阪神・藤川監督のもとに駆け寄る 六回に阪神・中野が頭部死球で負傷交代

 「阪神1-3ソフトバンク」(22日、甲子園球場)

 試合終了後にソフトバンク・小久保監督が阪神・藤川監督のもとに駆け寄って言葉をかわす場面があった。

 ソフトバンクナインが三塁側ベンチでハイタッチし勝利の喜びを分かち合っていた際に、小久保監督が駆け足で一塁ベンチ方向へ。帽子をとって藤川監督に声をかけた。

 藤川監督は笑顔で応じ、最後は帽子を取って小久保監督を見送った。この場面と中継したCS放送「GAORA」では実況アナが「小久保監督が中野の状態を気遣って声を掛けました」と話すと、解説を務めた阪神OBの狩野恵輔氏も「そうですね」と応じた。

 この日は六回1死で、ソフトバンク2番手・津森の150キロ直球が阪神・中野の頭部を直撃。中野はその場に倒れ込み球場が騒然とした。中野は立ち上がったが治療のためにベンチへ下がり、その後、代走・植田が送られた。津森は危険球退場となった。

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