ヤクルト 最速160キロのドラ1右腕・中村優 プロ初登板は5回1失点 最速153キロ 

 「ヤクルト-オリックス」(22日、神宮球場)

 最速160キロ右腕、ヤクルトのドラフト1位・中村優斗投手(愛知工大)がプロ初登板初先発。5回を投げ86球、5安打1失点と力投した。この日の最速は153キロだった。

 一回先頭の西川を153キロ直球で空振り三振に仕留める好発進。続く宗に死球を与え、太田の中前打で1死一、三塁のピンチを招く。ここで杉本に151キロ直球を痛打されて中前に運ばれて1失点し先制点を献上。ただその後の頓宮と中川の後続は断った。

 三回には無死一、二塁のピンチを迎えたが、太田を遊ゴロ併殺打に仕留める。2死一、三塁から杉本を149キロ直球で見逃し三振に仕留めた。走者を出しても粘り奮闘した。五回の攻撃で代打を送られ、マウンドを降りた。

 右腕は1月の新人合同自主トレで下半身を負傷し、やっとデビュー戦のマウンドに上がった。「まず1勝したい気持ちがある。勝利するイメージを持ってやっていきたい」と意気込んでいた。

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