日本ハム・北山亘基「すごく悔しい」圧巻1安打完投もノーノーまであと2人で大城に被弾「いいバッティングされてしまった」チームは今季最多タイの貯金12

 9回、大城卓に右越えソロを浴び、ノーヒットノーランを逃した北山(中央)=撮影・伊藤笙子
 ノーヒットノーランを逃したものの完投勝利を挙げた北山(左)と田宮のバッテリー(撮影・伊藤笙子)
 8回、キャベッジに対し力投する北山(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人1-4日本ハム」(19日、東京ドーム)

 日本ハム・北山亘基投手が1安打完投で5勝目をあげた。史上91人目のノーヒットノーランまであと2人と迫ったが、九回1死から大城卓に被弾。チームは3カード連続の勝ち越しを決め、貯金を再び今季最多の12とした。

 北山は初回を三者凡退で立ち上がると、巨人打線を圧倒。チームの援護にも恵まれ、6回までで65球無安打無失点4奪三振という完璧な内容だった。七回2死から泉口に四球を出し、完全試合はならなかったが、続く吉川を右飛に打ち取って、ノーヒットノーランは継続。八回も増田陸、坂本、キャベッジを三者凡退としていた。

 ヒーローインタビューで北山は「なんとか達成したかったが、大城選手にいいバッティングをされてしまった。すごく悔しいです」と悔しそうな表情を浮かべ、「味わったことのない緊張。すごく貴重な経験をさせてもらった。監督に恩返ししたかったんですけど」と振り返った。

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