100万円ゲットのオリックス・杉本 バウアー撃ち!先制三塁打 10日の看板弾でご褒美「テンションぶち上がりました」
「オリックス4-2DeNA」(12日、京セラドーム大阪)
いきなり攻めた。試合前に100万円の“臨時収入”が決まっていたオリックス・杉本が見事な“難敵右腕撃ち”。まさに値千金の先制打で、DeNA・バウアー攻略に大貢献だ。
ゲームの流れを作った。初回2死一塁。カウント1-1からバウアーの外角高め直球を逆方向へ運んだ打球は右翼フェンス直撃の先制三塁打に。「いいピッチャーっていうのは分かっていたので開き直った」。前回まで交流戦通算4戦4勝だったバウアーに、同5試合目で初黒星をつける起因となる一打だった。
思わぬ臨時収入でテンション爆上がりだ。10日・DeNA戦で左翼5階席下にある「小林機械」の広告に直撃する特大の7号ソロ。その試合後のお立ち台で「なんかください」とおねだりしたところ、「小林機械」がこの日のXで100万円贈呈を発表。杉本もこの日の試合前に球団の担当者から聞かされた。
「テンションぶち上がりました」と気分ノリノリで臨んだこの日の試合。「お菓子とかもらえるんかなと思ったんですけど、まさか100万円。めちゃくちゃ羽振りがいいなと」。自らの一打とゲットした100万円にほおが緩みっぱなしだ。
気になるのは100万円の使い道。「京セラにちょろっと差し入れして、あとは好きなことに使います」。まだ足りない。これからも自らのバットで価値ある白星を稼ぎ出していく。





