ソフトバンク・小久保監督、最短KOの前田純に奮起うながす「この世界でローテを回っていくならば、1週間の過ごし方が課題」
「ソフトバンク3-7巨人」(11日、みずほペイペイドーム)
敗れたソフトバンクは西武と入れ替わって4位に転落した。
先発の前田純投手が大誤算だった。わずか1回2/3、6失点で早々にKO。プロ最短イニング、プロワースト失点という散々な結果だった。
本来は制球自慢のはずが、序盤からコントロールを乱した。初回は2番・若林への死球と4番・丸への四球で2死一、二塁とすると5番・岸田に先制の左前適時打を浴びた。さらに6番・増田陸にも四球を与えて満塁のピンチを背負うと、今度は7番・坂本に左中間真っ二つの走者一掃3点二塁打を許して立ち上がりにいきなり4点を失った。
続く二回も2本の安打と四球で満塁に。そして岸田に2打席連続適時打となる2点打を右前に運ばれた。6点目を奪われて交代となった。
小久保監督は「このような試合は年に何回かある。前田純は試合を壊したのは初めてかな。またチャンスはある」と責めなかったが、「前回の好投は中12日。今回は中6日。この世界でローテを回っていくならば、1週間の過ごし方が課題になる」と奮起を促した。





