巨人 完封勝利で交流戦最下位脱出!告別式の長嶋茂雄さんに捧げる連勝「勝ちを見せることができてよかった」戸郷が7回3安打無失点の快投 岸田が5打点の大暴れ
「巨人5-0楽天」(8日、東京ドーム)
巨人が連勝を飾り交流戦最下位から脱出。この日に告別式が営まれた長嶋茂雄さんを最高の形で送り出した。
巨人は先発のエース・戸郷が立ち上がりから安定した投球。三回2死三塁の危機も小森を空振り三振に切ると、七回は先頭。村林に安打を許すが続く辰己を二塁への併殺打に打ち取るなど7回3安打無失点に抑えた。
打線は楽天先発・藤井に対し、両チーム無得点の四回2死一、二塁の場面で、岸田が外角の変化球に食らいつき、しぶとく右前に落とす適時打を放って先制に成功した。
その後は六回に2死一、三塁の好機もつくるが、キャベッジの強烈な一打は楽天中堅・辰己の好捕に阻まれて追加点は奪えず。それでも八回、岸田が左中間へ自身初の満塁弾を放ち、1試合5打点の大暴れでゲームを決めた。
この日は3日に肺炎のため89歳で死去した長嶋さんの告別式が都内で営まれたが、チームは誰よりも勝利に執念を燃やし続けたミスターへ、前夜に続いて勝利の報を届けた。
戸郷はお立ち台で「本当に体が悪い中、何度も球場に足を運んでもらって。勝ちを見せることができてよかった」と思いを吐露した。



