日本ハム・新庄監督 予告通り球児監督と目合わせず 交流戦初戦は零敗「話すことは何もない。明日!明日!」
「日本ハム0-1阪神」(3日、エスコンフィールド)
悔しさが短い言葉にこもった。交流戦は古巣相手に無念の惜敗発進。日本ハム・新庄監督は取材に対応せず「完封されて話すことは何もない。明日!明日!」とコメントを残した。
試合前には変化をつけた。普段はメンバー表交換で敵将とハイタッチを交わす新庄監督が藤川監督とは目も合わせず、審判団とだけ握手。交流戦を前に、死球を巡る藤川監督と広島・新井監督との騒動をいじって「メンバー表交換の時に目を合わさない(笑)」と予告していた行動で場内をざわつかせた。
思わぬアクシデントが痛かった。先発の古林睿煬が三回に異変を訴えて緊急降板。早々と継投を余儀なくされた。救援陣は大山のソロのみに抑えたが、打線も4安打に封じられて今季3度目の完封負け。古林は左脇腹付近を痛めたもようで、加藤投手コーチは「時間がかかることになる」と話した。
ただ、初戦で仕掛けるべきところは仕掛けた。六回は清宮幸が二盗。八回はエンドランを試み、いずれも好機をつくった。「楽しみ。ベンチ対決ですね」と指揮官が話していた藤川阪神との戦い。あと2試合は必ず雪辱する。




