ヤクルトが痛恨5連敗 NPBワーストに並ぶ12試合連続2得点以下 今季ワースト借金7 八回のピンチで登板の田口が痛打浴びる
「DeNA3-2ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)
泥沼の最下位にあえぐヤクルトは痛恨の5連敗で交流戦前最後のリーグ戦を終えた。借金は今季ワーストを更新する17。12試合連続2得点以下とまた貧打にあえぎ、1962年・国鉄と1993年・巨人の不名誉なプロ野球ワースト記録に並んだ。
同点の八回、4番手の星が2死一、二塁のピンチを招くと、ここで登板した田口が佐野に右中間へ適時二塁打を浴びた。
打線は初回先頭の北村拓がバウアーの初球150キロを完璧に捉えて左翼スタンドに3号ソロをたたきこんで先制した。1点を追う六回には2死三塁から代打・山田の三塁内野安打で1点を奪って同点に追いついた。その後は相手投手陣を打ちあぐねた。同点の八回2死満塁の好機ではオスナが右飛に倒れた。
先発した新人・下川はプロ初登板初先発。4回を3安打2失点と力投したがプロ初勝利はお預けとなった。アンダースローから120キロ台の直球、変化球を駆使して踏ん張った。1点リードの初回に佐野に犠飛を打たれて同点とされた。同点の四回に佐野にソロを浴びて勝ち越しを許した。五回の攻撃で代打を送られて降板した。下川は5月1日に育成から支配下に昇格していた。





