日本ハム まさかの併殺で追加点のチャンスがしぼむ 相手遊撃がライナーを落球 バックした走者２人がアウトに 解説「不運としか言いようがない」
「日本ハム－ロッテ」（３０日、エスコンフィールド）
日本ハムがまさかの併殺プレーで追加点のチャンスを逃した。
五回、清宮幸の中前適時打で１点を先制した。なおも１死一、二塁から五十幡の打球はショートへのライナーに。清宮と水野はすぐに帰塁したが、ロッテの遊撃・友杉がいったんはキャッチするも落球。審判はフェアの判定を下し、友杉はまず二塁ベースを踏んでフォースアウト。そのまま清宮幸を二、三塁間にはさむ形となり、タッチアウトで併殺になった。
故意落球とは言い切れない微妙なプレーにスタンドもざわついた。ＣＳ放送「ＧＡＯＲＡ」で解説を務めた鶴岡慎也氏も「ファイターズにとっては不運としか言いようがない。友杉もわざと落としたわけじゃない」と評していた。
それでも六回にレイエスが１０号２ランを放ち、貴重な追加点をただき出した。一気に主導権を引き寄せる一撃に微妙な空気が流れた本拠地も沸き返っていた。
