立大・山形 Vへ望みつないだ 5号2ラン含む2安打3打点 あるぞ3冠!打率2位の・444

 「東京六大学野球、立大7-6東大」(25日、神宮球場)

 2回戦2試合が行われ、立大が東大に競り勝って勝ち点3を獲得し、優勝の可能性を残して今季の全日程を終えた。本塁打、打点でリーグトップの山形球道外野手(4年・興南)が今季5号2ランを放つなど2安打3打点の活躍。打率・444は同2位で、3冠の可能性を残した。法大は、優勝に王手をかけていた明大に快勝して1勝1敗のタイに。明大は26日も敗れると自力Vの可能性が消えるだけに正念場だ。

 2017年春から遠ざかる頂点へ、最後まで諦めない。今季の打線をけん引する山形が最終戦でも存在感を光らせた。

 あわやの展開にも動じなかった。東大に3点を先取された三回。1死二塁で「自分が待ってるゾーンで強く振ろうと思った」と高めスライダーを完璧に捉えた。流れを引き戻す右越え2ラン。5-6の七回先頭では中前打を放ち、鈴木唯の逆転2ランを演出した。

 「学生コーチの和田に毎晩投げてもらって、自分の調整ができた」と好調を維持。現在リーグ1位の5本塁打、17打点、同2位の打率・444と3冠を視界に捉えた状態で今季を終え「できることはできたので結果を待ちたい」とうなずいた。

 26日に明大が敗れ、なおかつ31日からの早慶戦で早大が勝ち点を落とした場合のみ、明大との決定戦による逆転Vの可能性も残る。わずかな望みを信じつつ、バットを振り続ける。

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