楽天がドラ1宗山のプロ初サヨナラ犠飛で勝利 三木監督が試合後宗山以外に絶賛した選手とは…

7回、渡辺佳が右越えに適時二塁打を放つ
9回、サヨナラ犠飛を放ち、祝福される宗山(左から2人目)
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 「楽天2-1西武」(22日、楽天モバイルパーク)

 楽天が今季3度目のサヨナラ勝利で連敗を「3」でストップ。試合後の三木監督は決めたドラフト1位・宗山(明大)を褒めたたえながらも、つないだ2人の打者に目尻を下げた。

 序盤から西武先発・武内を打ち崩せなかったが、七回についに捉えた。村林が左前打で出塁すると、渡辺佳が適時二塁打で同点。さらに九回にも先頭の渡辺佳が左前打を放ち、その後1死三塁を作って宗山がサヨナラ犠飛で試合を決めた。

 試合後の三木監督は「最後に宗山が打ちましたけど、全員でよく頑張ったと思います」と振り返った。プロ初のサヨナラ犠飛を放ったルーキーに対しては、「よく状況を判断して、前に飛ばせばという形で食らいついて、非常にいい打撃でした」と絶賛した。

 また「もう少し前半からというところは大きな課題で、打順も含めてみんなでやっているんですけど、もう少し早めにいい形で攻撃できたら、投げる投手の気持ちも変わるし、試合運びも変えられると思うんですけど」と課題を感じながらも、2安打ずつ放った村林、渡辺佳に目を向けた。

 「数年この世界でやっている経験値を生かしながら、今日も本当に良い形で、村林もですけど、佳明は同点のタイムリーと最後の先頭で出塁してチャンスメークもできるということで、非常に貢献度の高い活躍だったと思う。今後もしっかり期待して一歩一歩進んでもらいたい」と話した。

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