オリックス・宮城 焦らず快投8回1失点 太田離脱も一丸3連勝 節目の100試合登板飾った

 8回1失点で3勝目を挙げた宮城(撮影・坂部計介)
 ヒーローインタビューでポーズをとる宮城(左)と広岡
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 「オリックス6-1ロッテ」(21日、京セラドーム大阪)

 好投しても報われない。そんな日々にピリオドを打った。節目となるプロ通算100試合目の登板となったオリックスのエース・宮城大弥投手が多彩な球種を繰り出し、最下位ロッテに8回6安打1失点と好投。4月13日の楽天戦以来38日ぶりとなる3勝目をつかみ、ロッテから2023年9月10日以来619日ぶりの勝利を挙げた。

 「ピンチでも焦らずに落ち着いた投球ができたので良かった。いい投球をすれば(白星は)来る。この調子を続けられるようにしたい」

 登板した全8試合でクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成しているが、不思議と勝ち星に恵まれなかった。そんな不運の日々にも今季から背番号「18」を背負ったエースが不平を漏らすことはない。

 「ストレスは全くない。勝ちたい気持ちはもちろんあるが、勝てなかった要因は自分にもある。振り返ってみれば、もう1点2点少なくできた場面がたくさんあった」

 そんな殊勝な姿勢があったからこそ、打線も10安打6得点と奮起。これで野手もひと安心…が本音だろう。岸田監督は「強弱をつけ、計算しながらのいい投球。とにかく勝ちが付いて良かった」と白星から遠ざかっていた左腕をねぎらった。

 チームは5月初のカード勝ち越しで今季4度目の3連勝。ロッテには2004年以来21年ぶりの開幕6連勝と無双状態だが、まだまだ“カモ”にしていく気だ。

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