巨人が連敗を2で止め、再び貯金1 四回に集中打で一挙4点 先発・井上が粘投、6回2失点で約1カ月ぶりの3勝目

 阪神に勝利しナインを迎える阿部監督(右)=撮影・山口登
 勝利のタッチを交わす井上(中央)ら巨人ナイン(撮影・立川洋一郎)
 ナインと勝利のタッチを交わす阿部監督(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神4-5巨人」(21日、甲子園球場)

 巨人が中盤に集中打を見せて連敗を2で止め、再び貯金を1とした。

 両チーム無得点で迎えた四回、無死一、二塁から浅野が左翼線へ落とす適時二塁打で先制に成功した。続く井上は3球目でスクイズを試みるも、バントが空振りとなり三走・甲斐が憤死。流れが途切れたかと思われたが、1死三塁から井上の遊ゴロで三走・浅野が本塁突入。一度はアウトの判定もリプレー検証で判定が覆り2点目を挙げた。さらに、その後も吉川の右前適時打などが飛び出し、この回計4点を奪った。

 先発・井上は雨中の登板も粘りの投球。4点の援護点をもらった直後の四回には1死から3連打で1点を失うが、後続を抑えて追加点は許さず。6回2失点で、約1カ月ぶりの3勝目を挙げた。

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