楽天・浅村 あと2足踏み ソフト・大関に沈黙「変化球も真っすぐも精度がよかった」
「ソフトバンク2-1楽天」(17日、みずほペイペイドーム)
はやる気持ちを押し殺すかのように、楽天・浅村栄斗内野手はバスへと乗り込んだ。「(明日も)1本ずつ。あんまり期待しないでください」。周囲の期待を感じながらも、通算2000安打まであと「2」で足踏み状態。2試合無安打に終わり、偉業達成はまたもお預けとなった。
この日は「6番・指名打者」で先発出場するも、相手先発・大関の前に沈黙。「変化球も真っすぐも精度がよかった」と印象を語り、五回に捉えたかに思われた左飛は「だいぶ詰まっちゃったんで、仕方ない」とした。
16日の同戦では2四球を選ぶなど、厳しいコースを攻められている2試合でもある。「焦らずやりたい」。4月下旬から自己ワーストを更新する35打席連続無安打も味わった。通過点であり、ゴールではない偉業へ。浅村は地に足をつけて戦っていく。



