ヤクルト 痛恨逆転負けで今季ワースト借金9 バウアーから6得点も投手陣崩壊

 「ヤクルト6-8DeNA」(16日、神宮球場)

 ヤクルトが痛恨の逆転負けで3連敗。借金は今季ワーストの9に膨らんだ。

 投手陣が乱調だった。特に1点リードの八回にマウンドに上がった金久保が誤算。オースティンに逆転2ランを浴び、続く松尾にもソロを打たれて3失点。

 打線は難敵・バウアーを相手に一発攻勢を見せた。先陣を切ったのは「5番・右翼」でスタメン出場した5年目の内山だ。0-1の初回、2死一、二塁の好機。この場面で右腕の151キロ直球を完璧に捉え2号を左翼スタンドにたたき込んだ。その瞬間、球場は騒然とした雰囲気に包まれた。

 キャプテンの山田も4月6日以来、約1カ月半ぶりの3号ソロで続いた。3-1の四回にバウアーのカットボールを完璧に捉えると、確信したようにゆっくりと歩を進めた。久しぶりのダイヤモンドの感触を確かめるように駆け抜けた。これで通算302本塁打とし、池山隆寛(現2軍監督)の持つ球団記録の通算304発に残り2本に迫った。

 1点リードの六回には内山が左前打で出塁するなど1死二、三塁。ここで山田が今度はバウアーからしぶとく右前に運ぶ2点適時打を打ち貴重な追加点をたたき出した。内山と山田の2人でバウアーから全6打点をマークして難敵を攻略したが、投手陣の乱調が誤算だった。

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