日本ハム・細川 目指すは阪神との日本シリーズ制しての日本一 少年時代は筋金入りの虎党 地元の小学校訪問で児童に宣言

 小学校を訪問し、児童とふれあう細川
 児童とキャッチボールをする万波(左)と細川
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 日本ハムの細川凌平内野手、万波中正外野手が12日、北海道北広島市の双葉小学校を訪問した。本拠地・エスコンフィールドがある地元で全校児童268人の大歓迎を受け、キャッチボールをするなどして交流。京都府出身で熱烈な阪神ファンとして育った細川は「セ・リーグは阪神が優勝してもらって、パ・リーグはファイターズが優勝して、一緒に日本シリーズをして、日本一をとれたら」と子供たちに目標を宣言した。

 自身の小学校時代は、不動のショートだった鳥谷が憧れの存在。月に1、2回は父と甲子園で観戦し、猛虎戦士のプレーを目に焼き付けた。学校にも阪神の帽子をかぶり、ユニホームやTシャツを来て登校。帰宅するとテレビの前でもメガホンをたたいて応援していた、筋金入りの虎党だった。

 プロ入り時に立てた「引退試合をしてもらえるような、引退を自分で決められる選手になる」という目標も、阪神の矢野と金本の引退試合を現地で観戦したことがきっかけ。「引退する選手に対して、ありがとう、寂しい、悲しいって思って涙する人たちもいて。これだけ人を動かす選手になれるんだと思って」と、心に深く刻まれた光景を振り返った。

 内外野どこでも守れる万能ぶりとシュアな打撃、俊足が売りの高卒5年目。9日に今季1軍初昇格を果たしたタイミングの直後に、小学校訪問の機会に恵まれた。原点を思い出させてくれた児童たちに「すごいパワーをいただいた」と笑顔を見せると「そのパワーを明日からの(オリックス)3連戦に生かしていきたい」と期待に応える活躍を約束。そのうえで、6月に行われる阪神との交流戦(エスコン)も見据え「もちろんファイターズのユニホームに誇りを持っているけど、自分がレプリカを着ていたユニホームが目の前にある。すごい場所にいるんだなという思いをかみしめながら戦いたい」と、スタメン出場を目標に掲げた。

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