ソフトバンク 六回猛攻一挙9点 牧原大が無死満塁で適時打「大チャンスでとにかく思い切って」

 「オリックス1-11ソフトバンク」(9日、京セラドーム大阪)

 昨季リーグ王者のソフトバンクが本来の力強さを発揮した。2-1の六回に打者一巡の猛攻を浴びせ、一挙9得点。無死満塁から適時打の牧原大成内野手(32)は「大チャンスでとにかく思い切って自分のスイングを仕掛けにいこうと打席に入った。いい形でつながってくれた」と満足げだった。

 4番山川がフルカウントから選んだ四球でスタート。中村、柳町も四球で続いて攻め立てた。打席には二回に同点打を放っていた牧原大。ここでも勝負強さを見せ、右前に運んだ。1死後には9番笹川が「何が何でも結果を出そうと思った」と中前打で加点した。

 2死になっても緒方が2点打。これが四球からの山川、中村、柳町の3連続タイムリーにつながっただけに、「いい展開にもっていけて良かった」とうれしそうだった。

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