オリックス大敗で鷹に屈辱の12連敗 エスピノーザ続投が裏目→岸田監督ショックで会見わずか35秒

 「オリックス1-11ソフトバンク」(9日、京セラドーム大阪)

 いつになったら勝てるのか、オリックスが悩ましすぎる大敗劇だ。まだ借金苦でいるソフトバンクに昨年9月13日から年をまたいで12連敗(2分けを含む)を喫した。

 「(先発のエスピノーザは)ちょっといっぱいかな、というところで継投したんですけど、出しているのはこっちなんで…。今日はちょっとうまくいかなかった。あの回の継投、また考えてやっていきます。それだけです。ありがとうございました」。オリックス・岸田護監督(43)は試合後会見を今季最短35秒で終えた。ショックが大きかったのだろう。

 四回から3イニング連続で先頭打者に四球を出すなど制球難に苦しむエスピノーザを続投させたことが裏目となったが、後続の富山、川瀬ら救援陣も制球難&痛打でそろって大炎上。その六回は今季ワーストの1イニング9失点…と話にならなかった。

 エスピノーザは昨年7月7日の日本ハム戦の勝利を最後に14戦連続白星なしというありさま。「メンタル的にも良くないところがあったし、こういう内容になって申し訳ないです」と反省していたが、チームとしてもヘビににらまれたカエルのままではシャレにならない。

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