オリックス 岸田監督 リクエスト成功でまたもベンチ内で頭を下げる 笑顔で見つめるナイン
「オリックス-ソフトバンク」(9日、京セラドーム大阪)
オリックス・岸田監督がリクエストに成功し、またもベンチ内で帽子を取り、ナインに向かって深々と頭を下げるシーンがあった。
初回無死一塁から、麦谷が二盗。福家二塁塁審の判定はアウトだったが、麦谷が自らのヘルメットを触り、ベンチに向かってリクエストを要求した。岸田監督はベンチを出て両手で四角のマークを作り、山本貴球審にリクエスト。
実に際どいタイミングだったが、判定が覆ってセーフになると、二塁ベース上の麦谷は何度もガッツポーズを作って喜び、顔を赤らめた岸田監督は恥ずかしそうに帽子を取って、ナインに頭を下げた。
これには伏線があり、5日の日本ハム戦で田宮の二盗に対してセーフ判定が下ったが、リクエストで判定が覆り、初のリクエスト成功となった指揮官は、ベンチ内で帽子を取り、選手に向かって頭を下げるシーンがあった。
無死二塁から太田の三ゴロで1死三塁となり、森の中犠飛で生還。オリックスは昨年9月13日からソフトバンク戦11連敗中(2分けを含む)だが、無安打で幸先良く先制にも成功した。二回に同点に追いつかれたが、岸田監督の“パフォーマンス”は、新たな恒例行事となるかもしれない。





