巨人・戸郷は6回3失点で今季初勝利ならず 4・11日以来のマウンド
「巨人-阪神」(5日、東京ドーム)
巨人・戸郷翔征投手が先発。6回5安打3失点で降板となり、今季初勝利はならなかった。
4月11日・広島戦以来となるマウンド。初回先頭・近本には151キロ直球で遊ゴロに仕留めるなど、三回までは危なげない内容。だが、2回り目の中盤に捕まった。
1点リードの四回は森下に同点ソロを被弾。1-1の五回、2死三塁から中野の三塁適時内野安打で勝ち越し点を献上。さらに、森下にも右前に落とされ、3点目を失った。
今季は3月28日・ヤクルト戦で開幕投手を務めたが、5回4失点。4日・阪神戦の3回3失点に続いて、11日・広島戦では四回途中プロワースト10失点と打ち込まれ、悪夢の3戦連続KOで2軍降格となった。
ファームでの再調整を経て、約1カ月で1軍に昇格。だが、今季初勝利はつかめなかった。