中日 逆転負けで3連敗 ドラ1金丸はデビュー戦6回2失点8K力投も無念のプロ初黒星 打線援護できず
「中日1-2DeNA」(5日、バンテリンドーム)
中日は逆転負けで3連敗。借金2となった。
ドラフト1位・金丸夢斗投手がプロ初先発し、6回2失点8奪三振の力投。4球団競合のゴールデンルーキーはクオリティースタートで先発の責任を果たしたが、打線の援護なくプロ初黒星を喫した。
金丸は初回、桑原に投じた初球が152キロを計測すると本拠地がどよめき、拍手に包まれた。抜群の球威を見せると、あっさりと三者凡退に打ち取って立ち上がった。
三回、女房役の木下が先制ソロを放って援護。1点のリードを背に四回のマウンドに上がったが、1死満塁で山本を詰まらせながらも左前に落とされ逆転の2点タイムリーを許した。それでも大崩れせず、六回92球を投げきった。
金丸は関大時代に飛び級で侍ジャパンに選出された逸材。昨秋ドラフトでは4球団が1位で競合し、クジを引き当てた井上監督がガッツポーズを繰り出して「脱臼した」というハプニングもあった。2軍戦で4試合に登板し防御率1・29。きっちりと段階を踏んで1軍マウンドに上がっていた。