ヤクルトが3連敗で今季ワースト借金6 先発奥川は六回途中10安打6失点(自責点3)で3敗目
「阪神7-1ヤクルト」(3日、甲子園球場)
ヤクルトが痛恨の3連敗。3試合連続の完封負けこそ免れたが借金は今季ワーストの「6」に膨らんだ。
先発した奥川は5回1/3を10安打6失点(自責3)で降板。“5度目の正直”で今季初白星をつかむことはできなかった。初回につかまった。2死三塁から佐藤輝に右前打を浴びて先制点を献上。三回には1死一、三塁から大山に左線適時二塁打を打たれて2失点を許した。0-3の六回に1死満塁のピンチを招くと高津監督の我慢も限界に達したようだ。今季は開幕投手を務めこの日が5度目の先発だった。
六回は守備も乱れた。0-4の2死二、三塁の場面。森下の左中間への飛球を中堅手・西川と左翼手・サンタナが一緒に追い、強風も吹く中、交錯するような形になり落球(記録は西川の失策)。その間に走者一掃となり2失点を喫した。この回、痛恨の4失点を許した。
打線は相手先発・デュプランティエに6回無得点に封じ込められるなど虎投手陣を相手に、七回までスコアボードに0を並べた。八回2死一、二塁、オスナの中前タイムリーでようやく1点を奪った。





