ソフトバンク・上沢無念 古巣・日本ハム戦122球熱投も3勝目ならず 初対決で7回3安打3失点、逆転許して降板

 「ソフトバンク-日本ハム」(1日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・上沢直之投手が公式戦で古巣・日本ハムと初対戦。7回3安打3失点、122球の熱投も3勝目はお預けとなった。

 二回から三回にかけて4者連続三振を奪うなど、圧巻の投球。四回までわずか1四球のみに抑えていたが、2点リードの五回に清宮の初安打、万波の二塁打と連打を浴び、郡司の犠飛で1点差。さらに嶺井の捕逸で同点とされた。

 六回は三者凡退とリズムを戻したが、七回1死から万波に痛恨ソロ被弾。左翼ホームランテラスへ飛び込む打球を見届け、マウンドに膝をついた。

 上沢は一昨年オフ、日本ハムからポスティングシステムを使ってメジャー移籍。だが、レッドソックスで2試合の登板に終わり、わずか一年でNPBに復帰した。古巣の日本ハムではなく、ソフトバンク入りを決断したことに物議を醸した。

 3月16日のオープン戦では、古巣・日本ハムと初対戦。4盗塁を絡められるなどして揺さぶられ、5回9安打5失点と炎上していた。

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