日本ハム・新庄監督が粉が出すぎないロジンバッグ開発を要請「消える魔球のようにボンって。ボールが見えない」 この日はマウンド上に舞って中断も

 「日本ハム3-5ロッテ」(27日、エスコンフィールド)

 日本ハム・新庄監督が試合後、粉が舞わないロジンバッグの開発を要請した。報道陣の前に現れるや「昔から思ってたんだけど、ロジン、粉?たくさん出ないようなやつ開発してくれないかな?昔だったら佐々岡さん。めちゃくちゃつけてて、リリースポイント(でボールを)離した瞬間、消える魔球のようにボンって。ボールが見えない」と話し始めた。

 初回に2点を先制された直後、日本ハムの先頭・清宮幸の打席で、ロッテの先発・田中晴がつけたロジンの粉が舞い、初球を投げる直前に球審がタイムをかけた。その間に田中晴はロジンバッグをマウンドに置いたまま右手で触れて粉をつけ直し、試合を再開するシーンがあった。

 新庄監督は「きょうも、ものすごく舞ってた。お互いに嫌。バッターも集中していて止めるのも嫌だし、ピッチャーも『さあ投げよう』というときに止められたら『あっ』となる。あれ、何とかしてほしいとずっと思ってた」と話した。自軍にも伊藤や山崎ら、粉を多めにつける投手がおり、中断などがなければ「試合が早く短縮になる。何秒かだけど。あれ気になるんすよ」と改良を求めた。

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