巨人2軍戦で田中将&戸郷の豪華リレー 2回完全の田中将「違い出せた」6回1失点の戸郷も1軍昇格へ手応え

 1回、小林(左)と笑顔でタッチを交わす田中将(撮影・西岡正)
 先発し、力投する田中将
 3回に2番手として登板し、力投する戸郷
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 「イースタン、巨人4-1日本ハム」(25日、ジャイアンツタウンスタジアム)

 2軍戦で豪華リレーが実現だ。巨人・田中将大投手(36)が25日、イースタン・日本ハム戦(Gタウン)に先発。2回を完全投球で1軍での次回登板予定となる5月1日・広島戦(東京ド)に向けて結果を示した。2番手では不振で2軍調整中の戸郷翔征投手(25)が登板。6回1失点と復調の兆しを見せた。

 17日のDeNA戦(東京ド)では2回6失点KOで、移籍後初黒星。その後は、直球の低めへの制球力を高めるなどの取り組みを行ってきた。

 「自分の中ではこれまでとの違いは出せたと思う。取り組んできたことを出せたかなと」と登板を振り返った田中将。初回2死では山口を外角低めの直球で遊ゴロに取るなど、課題への意識の高さを見せた。続く二回も低めに集めて内野ゴロ二つと三振で抑えた。

 この期間で右腕に助言をしてきた桑田2軍監督も「非常に良かったと思う。ストレートを低めに投げきって、あそこを丁寧に投げるっていうことは僕はすごく大事だと思うので」と高評価だ。田中将も「コース、高さへの意識は引き続きやっていきたい」と話した。

 エース・戸郷も七回1死から有薗の一発を浴びたが、日本ハムを2安打に封じた。「フォークでも真っすぐでも空振りが取れた。試合の中で良い考え方ができつつある」。復調の待たれるエースが、1軍昇格への手応えをつかんでいた。

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