ロッテが4位浮上 中村奨同点打、ポランコ決勝犠飛 種市は通算30勝&西武戦7連勝 4月初のカード勝ち越し

 3回、ポランコは勝ち越しの右犠飛を放ち、ナインに迎えられる(撮影・佐藤厚)
 3回、寺地は遊撃適時内野安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 4回、藤原は左翼へ適時二塁打を放ち、送球の間に三塁へ進む(撮影・佐藤厚)
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 「ロッテ5-2西武」(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが逆転勝ちで2連勝。3連勝した3月の開幕3連戦以来、4月初のカード勝ち越しを決めて4位に浮上した。

 2点を追う三回に犠飛を挟んでの4連打で4点を奪って逆転した。1死一、三塁から4番・ソトが左前適時打。前夜サヨナラ打を放ち、5番で起用された中村奨が左中間同点二塁打。ポランコの右犠飛で勝ち越し、19歳の成長株・寺地も適時内野安打で続いた。

 ソトは「前の打席もチャンスで回ってきたが三振してしまったのでこの打席では絶対にランナーを返す気持ちだったよ。うまくコンタクトすることができた」、中村奨は「チャンスに1本出て良かったです。次の打席も集中して頑張ります」、寺地は「簡単に追い込まれてしまったので三振だけはしないように、なんとかバットに当てるようくらいついていきました」とそれぞれコメントした。

 先発・種市は7回6安打2失点で今季2勝目で通算30勝。西武戦は20年7月11日から7連勝となった。

 初回、西川に初球を右越えに先頭打者本塁打され、1点を失った。二回も先頭の外崎に左中間二塁打を浴び、古賀の適時打で2点目を奪われた。だが、三回以降は走者を出しながら失点を許さず、味方の逆転を呼んだ。

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