オリックス・宮城が雨の仙台で2勝目「悪い思いを捨てていいピッチングができた」 昨季最終戦は降雨コールドで規定投球回に届かずタイトル逃し涙
「楽天1-6オリックス」(13日、楽天モバイルパーク)
オリックスの先発・宮城が8回5安打1失点で今季2勝目を挙げた。冷たい雨の中で楽天打線を抑え込み、チームを両リーグ10勝一番乗りに導く好投。「久しぶりにこういう雨の中での試合だったが、悪い思いは捨てていいピッチングができたかなと思う」と振り返った。
宮城は昨季最終戦だった10月6日の楽天戦に最優秀防御率のタイトルをかけて先発。この日と同じ仙台の試合は、七回降雨コールド。宮城は最終的に防御率1・91で規定投球回に1回1/3届かず、タイトルを逃して涙した。
そんな悪夢を振り払い「野手のおかげでテンポ良く投げられた」と打線の援護にも感謝。「本当は無失点で帰ってくる気持ちで八回のマウンドに上がったが、失点して課題が見えた」と貪欲に話した。
交代後はベンチで岸田監督から「ナイスピッチングと言っていただいた」といい「次も同じピッチングができるようにと言いました」と次回登板の好投も約束。まだまだシーズンは始まったばかりだが「最後まで気を抜かず、優勝に向かってみんなで頑張りたい」と話した。




