代打適時打の日本ハム・矢沢 新庄監督の信頼受け止め「いい意味で勘違いして、自信を持って打席に立つだけ」

 9回、適時打を放つ代打・矢沢(撮影・中島達哉)
 9回、矢沢の適時打で生還した二走・清宮幸(21)を迎える新庄監督(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム1-2西武」(12日、エスコンフィールド)

 日本ハムは土壇場の粘りも及ばす、連勝は4で止まった。

 2点を追う九回2死一、二塁から、代打・矢沢が中前適時打。西武の守護神・平良からしぶとくヒットゾーンに運び「ツーアウトだったので、とにかく次のバッターにいけるようにっていう感じでした」と振り返った。

 ベンチ裏では代走の準備中で「バットは持っていなくて、ネクスト行けって言われてって感じだった」という。いきなりの出番にも結果を出し「急に準備したのが逆によかったのかな」と苦笑まじりに分析した。

 新庄監督も「大したもんですよ。ああいう場面で期待できるように少しずつなってきてはいますよね」と称賛。起用に応えた矢沢は「ボスが信頼して代打に送ってくれたと思ってますし、勝手にいい意味で勘違いして、自信を持って打席に立つだけかなと思うので、その中でいい1打席だったかなと思います」とうなずいた。

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