NPB 魚雷バットで異例の対応 11日から試合で使用可能 臨時の規則委員会で承認 友寄委員「まったく規則に問題はないので」
NPBは11日、規則委員会を開催。友寄規則委員は同日から魚雷バットの使用を認めることを表明した。
「規則の範囲内であるバットであることを確認しました。本日4月11日以降の試合で使用可能とすることを確認しました」と説明した同委員。当初は実行委員会を待って許可が下りるとされていたが、「実行委員会は報告だけです。実物も見ました。まったく規則に問題はないので。規則の範疇のことなので、実行委員会の承認を得る必要はない」と語った。
12球団にはすでに通達を終えており、公認シールを張ったバットであれば使用可能になる。「メーカーさんがさっと持っていくかもしれないし、そこについてはわかりません」と友寄委員。迅速な承認については「話題となっているバットが規則に合っているか確認作業しただけ。全然問題ないねと。今日から使っていいんじゃないかと」とし、この日の規則委員会開催も「そのバットのため」と説明した。
魚雷バットは芯の部分が厚くなり、トップの部分が細くなる形状。MLBでは開幕から同バットを使用したヤンキースが本塁打を増産するなど、大きな注目を集めていた。





