連敗ストップ日本ハム・新庄監督 予言通りの5勝4敗スタートに「うまくいってないからね、今。4敗できるって余裕の出方でいい」「爆発したらどこまで」
「楽天2-5日本ハム」(8日、楽天モバイルパーク)
日本ハムが競り勝ち、連敗を3でストップ。貯金1とし、2位に浮上した。
先発の伊藤は9回120球4安打2失点の完投で今季初勝利。試合後、新庄監督は「浅村くんのホームランだけで丁寧に九回まで投げられてる。精神面の差が出た試合。投げるタイミングもいいし、体力もある。後ろ髪もなびいてたし(笑)」と称えた。
打線は2点を追う四回に万波が2試合ぶりの一発となる2号2ランを左翼席に運んで同点。九回には楽天の守護神・則本から清宮幸が勝ち越し2点適時二塁打、さらにスタメン復帰となったレイエスも適時打を放ち、突き放した。ただ、指揮官は、清宮の打球に楽天・辰己が追いつけなかった場面に「清宮君の当たりも珍しいですよね。辰己くん。よくあるんですよ。レフトの選手が足が速いと。ものすごい接近してくるとでかくみえてくる。あっ!て、レフトをみた時にボールがきて、グラブに入らない動きになってしまったようにみえました」と指摘。レイエスの適時打については「あの1点デカイですね」とうなずいた。
打線については「いや~、よくないですね。よくない。まあ徐々にかみ合い出すと思うから」と語り、開幕9試合を予言通り5勝4敗でクリアしたことには「5勝4敗?ここから5勝4敗でいけば、15、6の貯金ができるから。予言通り?あんまり当たらんでよかったけど(笑)。4敗できるっていう気持ちの余裕の出方でいいかなと。うまくいってないからね、今。爆発したらこのチームはどこまで上にいくんやというぐらいいくんで。明日も楽しみます」と、語った。





