古巣が粋な計らい 元日本ハム&オリックス・増井浩俊氏がファイナルピッチセレモニー 捕手役は鶴岡慎也氏

ファイナルピッチセレモニーで投球する増井浩俊氏(撮影・中島達哉)
 ファイナルピッチセレモニーで増井浩俊氏(左)に花束を贈呈する平野(撮影・中島達哉)
 ファイナルピッチセレモニーで宮西(右)から花束を贈られる増井浩俊氏(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-オリックス」(4日、エスコンフィールド)

 日本ハムとオリックスで活躍し、2022年シーズン限りで現役を引退した増井浩俊氏(40)のファイナルピッチセレモニーが、試合前に行われた。

 日本ハムの背番号19のユニホームを着用して登場。日本ハムの武田投手コーチ、谷元打撃投手、宮西、オリックスの安達内野守備走塁コーチ、平野、自身の3人の子供から花束を贈られた。そして、ファイターズ時代にバッテリーを組んだ鶴岡慎也氏がスーツ姿で捕手役に。増井氏が見事なストライクを投じると、大きな拍手がわき起こった。

 セレモニーを終え「引退した2年以上がたった今、こういう場を設けていただいて本当にありがたかったです」と感謝。エスコンフィールドのマウンドに立った心境を「ここで投げられるってうらやましいなと思いました」と明かした。今年から野球解説者として活動を開始。好スタートを切った日本ハムには「本当に選手層が厚くて、強いじゃんって思いました。今年は優勝、本当にあるなって思ってます」期待を寄せた。

 増井氏は10年に日本ハムに入団し、12年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得するなどリリーフ陣をけん引。16年には先発も務めて2桁勝利を挙げるなど、リーグ優勝と日本一に貢献した。オリックスでも、パ・リーグ史上初の通算150セーブ・150ホールドを達成。両チームで13年間プレーし、通算163セーブ、158ホールドを挙げた。

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