日本ハム 開幕W守護神の斎藤が今季初セーブ 重圧も「楽しめた」理由は新庄監督の「いい言葉」

 「西武5-7日本ハム」(30日、ベルーナドーム)

 開幕ダブル守護神に指名されていた日本ハム・斎藤友貴哉投手が今季初セーブを挙げた。

 2点リードの九回に登板し、3人でピシャリ。「ゼロで抑えられて、試合に勝つことができてうれしい。(抑えに指名されてのセーブも)めちゃくちゃうれしいです」と頰を緩めた。

 八回に追い上げを許した後での登板。「緊張はめちゃくちゃした」としながらも「それも楽しもうと思って投げることができた。気負い過ぎず、いつもの自分でいこうという感じで」と手応えとともに振り返った。

 重圧を楽しめた理由もあった。新庄監督が前日の試合のピンチで「緊迫した試合でグラウンドに立てている幸せっていうのは、グラウンドに立っている選手しか味わえない」と野手陣に説いたことを報じたネット記事をスマホに保存。「いい言葉だなと思って」と感銘を受けたという。さらなる飛躍を期すシーズンで順調な滑り出し。「緊張しているんですけど、楽しんで投げられるようにこれからもやっていきたい」と、晴れやかな表情で意気込みを口にした。

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