智弁和歌山・中谷監督「力の差を見せつけられた試合」と完敗を認める 31年振り2度目の優勝はならず 「横浜に勝てるチームになりたい」

 8回、2点三塁打を放った福元聖矢(手前右)に拍手を送る智弁和歌山・中谷仁監督(左)=撮影・西田忠信
 5回の守備を終えたナインを見つめる智弁和歌山・中谷仁監督(左から2人目)=撮影・西田忠信
 準優勝旗を受け取った智弁和歌山・山田希翔(撮影・西田忠信)
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 「選抜高校野球・決勝、横浜11-4智弁和歌山」(30日、甲子園球場)

 智弁和歌山は1994年以来31年ぶり2度目の優勝はならなかった。中谷仁監督は「力の差を見せつけられた試合でした。中心打者の勝負どころでの勝負強さ、あんなにチャンスで結果を出されるところはいろいろ感じるところがあった」と完敗を認めた。

 初回に先制された直後の二回にすぐに同点に追いついたが、1-3の六回には打者一巡の猛攻で一挙6点を奪われた。

 それでも3-11の九回に反撃し、1点を返した。「最後まで点差が相手も諦めずに戦いました。本当によく頑張ったと思います。横浜に勝てるチームになりたいですね、そこを目指して」と夏の雪辱を誓った。

 18年8月に母校の監督に就任した中谷監督は、21年夏の甲子園で優勝。春も優勝すれば、元プロ野球選手の監督として小嶋仁八郎(津久見)、蔦文也(池田)に続く史上3人目の春夏の甲子園制覇だったが、ならなかった。

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