ヤクルト・吉村 自己最短1回1/3で7失点KO「連打が続いてしまったのは反省点」

 「巨人12-0ヤクルト」(29日、東京ドーム)

 意気消沈の大きなビハインドだった。ヤクルトは先発の吉村が1回1/3を7失点(自責4)で自己最短KO。初回、岡本にあっさり先制打を許すと、二回には4長短打に自らの野選なども絡み大量失点。球威、制球ともに精彩を欠き「連打が続いてしまったのは反省点」と悔しがった。

 昨季チーム最多タイの9勝を挙げた3年目のエース候補が大乱調の誤算。後を継いだ金久保も2回2/3を2被弾を含む5失点と打ち込まれた。打線も元気なく零封負け。最大5点差を守れず延長十回にサヨナラ負けした前夜の開幕戦に続く、屈辱の黒星を喫した。

 開幕2戦で計30被安打。懸案の投手陣が精彩を欠き、高津監督は「やっぱりピッチャーはコントロール。そこに尽きる」と指摘。「今は我慢の時。故障者が戻ってくるまではなんとかと思っています。いるメンバーで頑張りますよ」と声を落とした。

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