楽天・三木監督は苦言止まらず「このままで進めて開幕を迎えていいのか」 守護神則本も「どこかで一気に上げていかないと」

 ヤクルトとのオープン戦の5回、浜田(奥)に適時打を許した則本
 5回に登板し1失点の則本
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 「オープン戦、楽天3(降雨コールド)5ヤクルト」(11日、草薙総合運動場野球場)

 楽天・三木肇監督がチーム全体に苦言を呈した。

 先発・藤井が立ち上がりに4失点を喫し、四回に1点差まで詰め寄ったものの直後の五回には則本が1失点の試合内容に試合後の苦言は止まらない。

 三木監督は①オープン戦という部分と、②開幕まで残り10試合を切っているという部分の二つの側面から見て、「しっかりと自分も含めて、前回の試合も立ち上がりで失点する点の取られ方が結果としては良くないので、2つの方向からしっかりと考えながら次回に向けてというところだと思います」と振り返った。

 また「『開幕したら頑張りましょう』では我々チャレンジャーのチームとしては、やっぱりそうではないと思う」と言い、「このままで進めて開幕を迎えていいのか、そこも含めながら、自問自答してやりたい」と現実と向き合った。

 先発の藤井は「今日はあまり結果が良くなかったので、次の登板でしっかり挽回して、首脳陣の方にしっかりアピールできるように」と前を向き、「段階的には踏んでいけているとは思うんですけど、その段階があまりにも小さいので、どこかで一気に上げていかないといけない」とは則本。全員で打破していくしかない。

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