侍ジャパン 八回2死で完全リレー途切れる ボテボテのゴロが三塁内野安打に 2年連続の快挙はならず
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025、オランダ代表-日本代表」(6日、京セラドーム大阪)
侍投手陣が八回2死までパーフェクトリレーを見せたが、ボテボテのゴロが三塁内野安打となり、2年連続の快挙は逃した。
先発の種市が2回無安打無失点、2奪三振と抜群の立ち上がりを見せると、2番手の大津も2回をパーフェクト、3奪三振の圧巻投球を見せた。
五回からマウンドに上がった斎藤は力強いストレートを武器に1回を三者凡退。4番手の河野は三塁・太田の好守にも助けられ、しっかりと3人でイニングを終えた。七回から登板した杉山も力強い直球を武器に、オランダ打線をねじ伏せた。
八回2死の場面では曽谷がカウント3-1とすると、京セラドームのスタンドから拍手がわき起こった。独特の緊張感が漂ったが、左腕はフルカウントへ持ち込み、粘られながらも懸命にストライクゾーンへ。相手が食らいついた打球は三塁前へ転がり、ボテボテのゴロに。これが三塁内野安打となって初めての走者を許した。
昨年の欧州代表との強化試合でも完全試合リレーを達成している侍ジャパン。2年連続の快挙は逃した。





