侍ジャパン 佐藤輝明が先制点を呼び込む一打 カウント3ボールから内角球を捉える 背走右翼手の犠飛失策 大山にも侍初アーチ

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025、オランダ代表-日本代表」(6日、京セラドーム大阪)

 阪神の佐藤輝明内野手が五回に先制点を呼び込む一打を放った。

 先頭の森が出塁し、二盗を決めるなどで1死三塁と好機を演出。佐藤輝は相手右腕のボールをしっかりと見極め、カウント3ボールから内角寄りのボールをフルスイングした。

 打球は背走した右翼手のグラブに当たって外野を転々。犠飛失策が記録される中、一気に三塁へ進んだ。ここで井端監督がベンチを出て代走を告げた。スタンドには阪神のユニホームを来たファンも多く駆けつけた中、「なかなかヒットが出ない苦しい展開ですが、先制点が取れてよかったです」とコメントした。

 続く水谷は左翼への適時三塁打で価値ある追加点を奪った。さらに万波は中堅へ犠飛を打ち上げて生還させた。さらに大山が内角直球をフルスイングし、左翼ポール際への確信弾。相手のミスも重なり、一気に7点リードを奪った。

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