ソフトバンク・上沢 2回完璧デビュー 最速140キロに課題「中盤から後半を出せるようにしたい」
「オープン戦、ソフトバンク7-0オリックス」(22日、アイビースタジアム)
新加入のソフトバンク・上沢が2回パーフェクトで上々のデビューを飾った。初回1死から太田をカーブで空振り三振。二回も1死から杉本をカーブで見逃し三振に仕留めるなど、予定の2回を打者6人で片付けた。
「しっかりストライクゾーンで勝負することを意識した。変化球は全部コントロールできてまとまっていた」とうなずいた。一方で直球は最速140キロにとどまり、降板後もブルペンで確認。「140キロ代中盤から後半を出せるようにしたい。長い目で見たらもっと内容も詰めていかないといけない」と今後に向けての課題を口にした。
23年オフに日本ハムからポスティングシステムで米国へ渡ったが本領を発揮できず、ソフトバンクでNPB復帰を果たした。「たくさんのファンの前でプレーできる幸せをかみしめた」。悩み抜いた経験を糧にもう一花咲かせる。





