日本ハム 新庄監督が仰天構想 投手の山崎福也を「開幕DH」オフに「真剣にバッティングしてくれ」伝達 理由も明かす
「日本ハム2軍紅白戦、白組3-0紅組」(4日、かいぎんスタジアム国頭)
新庄剛志監督が今キャンプ初の実戦を視察。終了後には「彼くらい、いい選球眼を持っている選手はいない」と山崎福也投手の開幕DH起用構想を語った。
この日、1軍キャンプ地の名護では山崎が野手陣に交じってフリー打撃を行っていた。その話題を振られた指揮官は、山崎福のDH起用構想を明かし、本人にはオフに「面白いと思って、真剣にバッティングをしてくれと伝えました」という。
通算打率・250を誇る左腕。具体的に「レイエスファーストの、山崎くんDHも考えている。交流戦の話じゃなくて」と語った指揮官。「二刀流とはいかなくても、開幕DH。おれはそのくらいの気持ち。やるからには真剣にやらないと」と力を込めた。
今後は1クールに一度、打撃練習を予定し、キャンプ中の実戦でも打席に立たせる予定だという。打順は「8番、9番」を想定。「いいフォアボールを選んで上位につなげてもらう。DHで出塁率が4割くらいあったら普通の野手よりは。かえす人はいっぱいいる。出てくれる人は探してて、山崎くんだって。準備はしておく」と明かした。
山崎は今キャンプに向けバットと打撃用手袋をメーカーにオーダー。バットはオリックス・宮城のモデルをより軽くしたもの。「初めて全部オーダーした。それがすごくよかった。作ってもらったので、早く使いたいです」と語っていた。