巨人 田中将大が背番号11のユニホーム姿披露 久保コーチが付きっきり指導でネットスロー1時間超!坂本勇人と談笑する場面も

 「巨人春季キャンプ」(1日、宮崎)

 投手陣は木の花ドームで練習をスタート。移籍1年目の田中将大投手が背番号11のユニホーム姿を初披露した。

 キャッチボールを始める前に、ウェアを脱いだ田中将。背番号11のユニホーム姿に違和感はなく、真剣な表情でボールを投げ込んだ。また昨季、菅野を復活させた久保投手コーチがつきっきりでアドバイス。体重移動の仕方や軸足の蹴り方など体を支えながら指導し、田中将は何度もうなずいていた。

 以降は投手陣のブルペン投球が終わると、久保コーチと一緒にブルペンへ。体のバランスを確認しながらネットスローを繰り返した。さらにマウンドの傾斜を逆に使い、体重移動を確認するなど練習は次第に熱を帯びていった。久保コーチはスマホで動画を撮影。その映像を見せながら、何度もフォームを確認し、充実の笑みを浮かべるシーンもあった。

 熱を帯びたネットスローは1時間をオーバー。終盤には阿部監督も視察に訪れるなど、練習は熱を帯びた。満杯にボールが入った籠がなくなってもおかわりし、黙々とボールを投じた右腕。終了後には充実の表情を浮かべた。

 メニューを終えた田中将は「疲れました」と第一声。ネットスローが1時間超に及んだことを報道陣から伝えられると「そんなやってました!?」と自ら驚きの声をあげたほどだ。

 投球フォームの改良がテーマで「見た目も変わるだろうし、自分が投げている感覚もだいぶ違う。ただ昔は自然とできていた部分が、少しずつ崩れていって、大きな今のズレになっている。うまく投げられた時の感覚はいいので、続けて行けるように」と力を込めた右腕。「いい1日でした」と納得の表情で新天地のキャンプ初日を振り返っていた。

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