西武が1軍新監督に西口文也2軍監督の就任を発表 渡辺GM兼監督代行&松井監督は退任
「楽天2-2西武」(9日、楽天モバイルパーク)
西武は9日、シーズン最終戦となった楽天戦(楽天モバイル)の試合後に、西口文也2軍監督(52)が新たに1軍監督に就任することを発表した。渡辺久信GM兼監督代行(59)と、シーズン途中で休養した松井稼頭央監督(48)は今季限りで退任となった。
チームは山川がFAでソフトバンクに移籍した今季、新外国人選手が機能せず貧打が続き、苦しい戦いを強いられた。交流戦を前に松井監督が休養。渡辺GMが監督代行を務めたが、浮上のきっかけはつかめず。4度の8連敗などで、一時は勝率が3割を切った。
91敗は西鉄時代の84敗を大幅に更新する球団ワースト記録で、3年ぶりの最下位。さらに、49勝に終わって50勝に届かなかった。チーム打率も・212でシーズン最低打率のパ・リーグ記録を更新。歴史的低迷に終わった中、西口新監督に再建が託される。